悪夢の色彩
シュバンクマイエルのアリス。
実は一度も最後まで観たことがない…つい寝入ってしまって!(笑)
いや、だいたい、大概酔っ払って見始めるんですよね…。
あのひとの好きなあの娘が好きだったアリス。
私はあの娘になりたかった。
一度だけ訪れたあの部屋で、悪夢のような色彩だねとあのひとは笑ったのです。
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官能小説家、深志美由紀ブログ
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| もばいる | 19:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
しまったー、昨日せっかくもつ鍋食べたのに写真忘れた~
昨日は久々のお友達に出版祝いしてもらってしまいました。
えへ、最近奢られてばっかり……
ま、待っててね!そのうちどどんと返すからね!
夏のもつ鍋、美味しかったぜ…
というか世間は既に真夏の気配ですね。
居酒屋さんも弱冷房かまったく冷房なしのところが多くて、ちょっと難儀します。
まあ飲み屋は私情なんでおいといても、個人的には夏の暑いのが好きだし嬉しいけど、お年寄りのことなど考えると、どこもかしこも冷房効かなすぎるのはどうかと思いますね~。
現代人に、いきなりエアコンゼロはきついわよ。ほんと熱中症で死んじゃうから~
南の島にでもいると思えば家なら乗り切れないこともないが、密閉されているオフィスなんかはキツいよ。
よくよく考えていただきたいところです。
既に、ちょっとした勘違いの節電が始まっている予感がする。
なんでもかんでも、減らせばいいでしょ的な。
ムダな照明なんかは減らすに越したことないし、冷房温度もまあまあ高めがいいとは思うけど、そもそもの主旨を履き違え始めている場所が多そうだ。
もしかしてもう既に、「エアコン入れるそのこと自体に罪悪感」みたいなニッポン的おしん精神に支配されていませんか?
使用ピーク時の節電をしているんであり、そこんとこを履き違えずにやっていただきたい。
ちなみに私は別に電気代を節約してるわけじゃないので、夜21時以降くらいからはふつうに冷房入れてます。夜中も寝苦しかったら入れる。もともと26度設定くらいだけど。
ほんとに必要な節電か考えて、我慢くらべじゃないからね。
無理せず、体調気を付けてやっていきましょう。
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たまにはお知らせなど~。
来る7月8日、大阪十三のシアターセブンというところで、団鬼六賞大賞の花房観音さんとその旦那様、吉村智樹さんのトークショー「真夏の夜の花祀り」が開催されます。
↓詳細はコチラ
http://www.theater-seven.com/b1_110708.html
で、ななんと、わたくしこちらにゲスト出演させていただけることになりました~!
わーー!ぱちぱちぱち。
最初はふつうにお客さんとして観にいこうと思ってたんですけど、花房さんのご好意に甘えて……。
い、いいのかな。緊張。
それにしても、とっ、トークショーって……どうすればいいの!?
というかんじですが、舵取りはプロのお二人にお任せして、楽しくお喋りしてきちゃおうと思います。
薄暗い話をな!!!
花房さんに比べたら小物ですがわたくしもそれなりに男運のない女と自負させていただいておりますので、まあそこはそれ、それなりにそういうお話をさせていただきたいと思います。
関西地方にお住まいの皆さんはよかったらぜひご来場くださいませ♪
まだチケット取れる……と思います。たぶん。
よろしくねっ!!!
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| もばいる | 20:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
昨日はブログ更新する暇もなかった。
社交界デビューですよ奥さん!
睦月先生が理事長にご就任なされたということで、藍川京先生にお誘いいただいて日本文芸家クラブの懇親会なるものに参加させていただき、さらに夜のお銀座へ。
文壇バーなる場所で美女に囲まれ、もう、わけがわからないよ…!
みたいな夜を過ごさせていただきました。楽しかった。緊張した。
思い切り作家ぶってきましたよ。
とかいって、来年にはもう消えてたらどーしましょ。頑張らないと。
いやあ、社交界だなあ。
女流作家さんみんな美人だった…。
私は、暑いけどがんばってお着物を着たら仲居さんみたいになりましたよ。
えへ……
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というわけで、華倫変つづき。
というか昨日から読み返したら止まらなくなってしまい、切なくてたまらなくなってしまいました。
たった五冊の本を遺して、2003年に急逝してしまった漫画家、華倫変。
というような話はまあ置いておいても、とにかく漫画がすごいのだ。
むかーしヤンマガに載っていた「桶の女」という漫画を、私はずっと覚えていて、何年も経ってからその作者だとは気付かず作品集「カリクラ」を買ったらその中に収録されていたという。
それが結構衝撃だったのですが、読んでみたらば、「桶の女」だけでなくほかの作品もすべてが素晴らしかった。
よく話題に上がるのが「ピンクの液体」という作品なのですが、それも含め、先述の「桶の女」や他の作品に一貫して描かれているのは「ちょっとバカな女の子」です。
刹那的な、厭世的な、どこか自棄っぱちで危なっかしい、明日のことは難しくて考えられない、または考えすぎて忘れてしまうような女の子達。
きっと彼は、そういう女の子が好きだったんだろうなあ。
ふつう、どんな優れた作家さんでも、男の人の描く「女の子」というのは実に理想的で、幻想(妄想)的なものです。
しかし彼の描く「女の子」だけは違う。
いや、ある意味究極に妄想的であるのかもしれないけれども、なぜか、女の私から見て胸が痛いほど共感できるのです。
それは男の女に対する「バカであって欲しい」欲の一部なのかもしれないけれども。
その「バカさ」にはまったく救いがなく、泣き叫んで自らすすんで穴の底へと転がり落ちている彼女たちはしかしなぜか、最後にはふわふわと微笑んでいる(それは諦めの笑顔だったりするのだけれど)。
自分ひとりも守れない彼女たちのその笑顔には全てを受け入れる包容力があって、見ているものがどうしてだか救われてしまうのです。
「……それでもいいのかな、ここには花があるし」
これは彼の妄想ではあるのだけど、現実の多くの女の子が持っている内面を、かなしいほど切実に表現しているのだと思います。
彼女たちは自分すら救えない。
だけど残酷な読者を、微笑んで受け入れる。
華倫変の「バカな女の子」に対する視線は愛に溢れていて、やさしい。
だから、私は彼の描く女の子たちがとても好きなのです。
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| もばいる | 14:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
ぎりぎり滑り込み負けっ、今日のブログ。
でも捏造しちゃう。
今日は仕事の打ち合わせと言う名のバンギャ談義で盛り上がった午後でございました。
おんもしろーーーー。
いやあ、バンドはいいなあ。
なんかほんと最近いろいろ、楽しい人に恵まれてるなーとつくづく思う次第です。
酔ってるからもろもろはまた今度っ。
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| もばいる | 23:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
先日、睦月堂にお邪魔したさいに頂いた「睦月影郎読本」を熟読している。
おっもしろおぉい!!!
すんごい面白いです、睦月先生。
しかも真面目。常に真剣勝負。
先生の人気は実力と努力に裏付けされたものなのだということがよく分かります。
さらにとんでもなく破天荒だよ先生…やはり生き様が面白い人が面白い小説を書くのだなあ。
夢日記、射精日記、思わずじっくり読んでしまいました。まるでそれだけでシュールな小説のようだった。
今更でお恥ずかしいのですが、なんというか、知れば知るほど魅力的なお人柄であります。
で、夫がこの本を読み耽って「ケンペーくんが面白い!」とはしゃいでいるのですが、
お前なんかケンペーくんに真っ先にたたっ斬られる人種だわ!!
と突っ込んでやりました。
| もばいる | 17:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
香りは記憶と密接だ。
これは今愛用のベビードールですが、昔、友達(最近コメントをくれる、小姫ちゃん!)が付けていたのが良い香りだと思ったんで使ってます。
なんか歳取ったら若い香りが好きになってきたよ!(笑)
若い頃は大人ぶってエンヴィだったのに…。
香りは記憶と密接ですよね。
いとしいあの子の車で嗅いだ、強いサムライウーマンの香りは10年経っても忘れない。小さな嫉妬とともに。
ブルガリのBlueには春ひとつぶんの思い出。
とか、軽くはとても言えないアレなナニが……
ナニがねっ。
「君は『重いですか、重いですか』と訊きながら、全力で寄り掛かるような女だ」
という苦い声はまったく私をうまく表現した言葉だと思って、いつまでも覚えていようと誓ったのでした。
今でも街角で、電車の中で、ちらりと香るたびに思い出して苦しく、恥ずかしくなります。
わたしはいつまでもあなたを信仰する。
あなたが、どうしようもなくしあわせでありますように。
| もばいる | 21:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑
実を言うと、わたしは、小説に関してだけはとても幸運に恵まれた人間なのです。
クジ運、ギャンブル運、ついでに言うと男運なんかは軒並みツイていないほうで、くじ引きやビンゴなんかは生まれてこのかたロクに当たったことはないし、じゃんけんだって弱いし、まあかけっこも遅いし、とにかく勝負ごとには何一つとして恵まれていないほうなんですが。
小説に関してだけは、なんか分からないけど、すごくツイている。
そもそも、2001年に集英社ノベル大賞の佳作に選ばれるまで、私は、一本の小説も書いたことがありませんでした。
いや、遡ると、中学生の時文芸部に所属していたので、その部誌に一本二本くらいは、作文を載せたことがあったんですが。まあ、お遊びです。
このブログを読んでもらったら分かると思うけど、大体にして、作文も苦手なのだ。なんも勉強してないし。
文芸部とゆったって活動のメインはお絵かき。私は子供の頃から漫画家になりたかったのです。
小学生、中学生と、ひたすら時間があれば漫画を描いている子供でありました。
で、二十歳になって水商売をしながら、私はこのままではいけないわ、なんとかしなくちゃ、と思って、漫画の投稿を始めたんですね。
だって学歴もないしさー。ふつーに地元の高校をなんとか出ただけで、勉強も苦手だし。
店を持つほど接客が好きなわけでもないし、高卒で何年も水商売をやったあと、いまさらきちんと就職できるわけもなし。
せいぜい希望のある将来とゆったら円満に結婚するくらいのものですが、なんか、それも違う気がするというか。やはりできるなら、自分自身がなにものかになって、何かを残す仕事がしたかった。
で、それまで同人誌もちらほら出したこともあったし、憧れの漫画家になるべく持ち込みを始めたわけですが……
これが、才能がないんだわ(笑)。
私はずっとオタクな世界にいたので、二次創作で漫画を描いている人を随分見てきたし、中にはプロになった子もいた。で、しみじみ比べてみると、明らかに、明らかに私には漫画の才能がない。
なんというか、立ち絵を描くのは好きなんだけど、立体的に空間を捉えたり、ワクの中でカメラワークを考えたり、コマ割で世界を構築する才能がまったくないことに気付いてしまったんですよねー。
で、何回か持込してみて、やっぱりこれはだめかもしれないと思った。
当時持ち込んだのは、太田出版、竹書房、集英社とかだったかなー。集英社は雑誌ごとにコンテスト的なものがあって親切にクラス分けをしてくれていたので、なんか、Aクラスかなんかで五千円くらい賞金貰った気がしますが。それがせいぜいだったんですよね。
持ち込みしたお陰で自分の弱点がはっきり目に見えて、直すところはたくさんあるけど、その努力をできるだろうかと、それで形になるだろうかと想像したら、ちょっと無理かもしれないと思った。
才能というのは勉強でカバーできるものなんですが、それを努力して身に着ける根気もないなと思ったの(その、ある物事に対して訓練や勉強する努力が苦であるか否かがずばり才能なのだとおもう)。
ちなみに、よく言われることですが、漫画でプロになりたかったらただ送付して投稿するのではなく絶対に持ち込みをしないとだめだと思います。
持ち込みをするとダメだしをされるので怖いですが、その、ダメなところを聞かないと意味がないわけなんで(最初から自信のある人はここで挫折する)、いまプロを目指している人はぜひとも持ち込みしていただきたい。
(いまは待ってるだけで拾ってもらえるみたいな同人誌世界の弊害があるっちゅーかなんちゅーか、まあ、この話はおいといて……)
でもやっぱ漫画しかやってこなかったので、なんとか、4コマあたりに食い込めないかと(笑)、頑張ってみようと思っていたんですが、その矢先、突然、母がどこからかワープロを貰ってきたんですよ。
当時まだちょっと高価だったので、自分ではとても買えない品だったのですが(パソコンじゃないよ!ワープロだよ)。
おおこれがワープロさまかー、と思って、では漫画ならダメだけど、小説だったらどうだろうかと。
そのとき思ったのが、例えば、絵で「美しい花」を表現しようと思ったら美しい花を描く技術が必要だけれど、それが文章なら「美しい花」の一言で済むなって思ったんですよね。これは、訓練がいらないのではないかと。
でも小説とか読むのは好きだけどほとんど書いたこともないし、ぶっちゃけて言うと文章を考えるという行為自体が全然まったく好きじゃないというか、興奮しないと言うか(絵を書いてるときは寝食を忘れます・・)、とにかくキツい。
ので、ぜんぜん進まないのですが、なんとか毎日ちょっとずつ書き溜めて、ギリギリ応募規定枚数を書き上げ、投稿してみたのが、コバルト文庫のノベル大賞だったわけなのです。
と、前置きが長くなりました(前置きだったの)。
で、出したらさー、これがなんと、佳作を取ったというではないですか!!
当時の選考委員は井沢元彦さん、大岡玲さん、田中雅美さん、槙村さとるさん、眉村卓さん。応募総数は1609編。
「えっ、まじっすか」ってなもんですよ。
初投稿で佳作って、相当なラッキーです。もちろん実力も多少はあったと思いますが、なんというか、絶対幸運がなかったらいかなかったと思う。
ちなみに具体的に言うと、初読み?の方との相性とか、あと、テーマの選び方とか、そういうラッキーがあったと思うんですが。まあ、テーマは狙ったわけなんですけれども、ども、ども。
なんじゃそらーーーですよ!
ほんとこれちょっと自慢なんですけど。初投稿どころか初めて書いた小説でデビューしちゃったわっていう……。
でもそうなると、当然、あとあとの実力が追いつかないわけで……
何本か短編を雑誌に載せていただいたあと、順調に挫折いたしまして、とうとう本も出ないまま賞金だけ貰い逃げして立ち消えてしまいました。
だって書けないんだもの。もう、どうしようもなく書けないんだもの。特に長編が書けない。物語の流れを把握するのが、原稿用紙100枚くらいまでで限界なんですよ。文庫一冊ぶんなんてとてもとても……。
で、挫折して結婚しちゃった。
できるなら小説でやっていきたいなって気持ちはあったけど、なにしろ生活に困ってなかったもんだから辛いことがしたくない。小説書くのは自分の内面に真面目に向き合うことで苦しくて辛かったので、ぬくぬくぬるま湯につかっていたらそんなことができなくなってしまいました。
んでまあ途中約10年、色々あってですね、離婚したり、もう一回結婚したり、浮気されたりして……
もうこれは私は、一人で生きていくしかないんじゃないかしらと思うに至りまして。自分の食い扶持は一生自分でかせがにゃならんわこら、と。
まあいつか投稿しよう~とのんびりオリジナル書いたり、同人誌書いたりはしていたんですが、きちんとしよう、もう一度デビュー目指して本格的に頑張ろう、それしかないし。つーか振り返ってみたらいままで小説しか形になったものとかないし。みたいな。
というところで知ったのが去年、無双舎さんの団鬼六賞で、その時点で、締め切りまで2週間。
ちょうどSMをテーマに(!)書き始めていた小説が50枚くらいあって、これは2週間だけ死ぬ気で頑張ろうと思って、なんとかかんとかのこり150枚(生まれて初めて100枚以上の小説書いた)、ギリギリ応募規定枚数を書き上げて応募させていただいたわけです。
(ちなみに、それまでの数年に二、三回投稿してはいたんだけど、全てコバルト時代のボツ原稿の焼き直しだった)
で、出したらさー。これがなんと、優秀作をとったというではないですか!!!???
なんなの。なんなのこのラッキー。いみがわからないよ。むしろこわいよ。
いや、自慢に聞こえますよね?ぶっちゃけ自慢です。自慢しますよそら。超絶幸運だもん。
この、団鬼六賞にたどり着くまでのご縁とか幸運がまたあって……いやあ、信じられない。未だに信じられません。宝くじでいっせんまんえんくらいあたったようなラッキーです。
すげえなー。
そんなわけで、ちょっと長くなっちゃいましたが、どうやら私は、小説に関してだけはほんとうにラッキーな星のもとに生まれているようです。
これは、書くのが辛いとか言っている場合じゃありません。
もうこれ、腹を据えてやるしかないんじゃないかな。他にできることなにひとつないし。ぶっちゃけ人様に自慢できることってこれしかないもの。
小説書くのは辛いけど、逆に言うと、こんだけ辛いことが報われるというのは、なんか、意味のあることなのかもしれないわ。
もちろんいままでがただ偶然の幸運で、こっからがくっと落ちる可能性もあるんですけど(笑)、いや、一回挫折しておりますので、次はほんとにラッキーだけじゃなくて実力で生き残れるように頑張りたいと思います。
このネタ、書きたいなーと思ってたんだけど読んでて面白いふうに書ける自信がぜんぜんなく(いやな感じでしょ)、多分いまも書けていないのだが、まあいいや、記録と言うことで。
なんつーの?あれ?あたしって、もしかして、小説書くために生まれてきちゃったりしたんじゃ、ないかしら。
(図に乗りすぎです)
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普段のブログって感じではないんですがモバイルからだとちょっと長いのでPCから更新、昨日のできごと。
いやあ昨日は大変に楽しい一日でございました。
まず夕方、湘南出身のくせに生まれて初めて乗る江ノ電にゆらゆら揺られて、睦月影郎先生のお宅兼喫茶店の「睦月堂」へ。
本当は女優のやまおきあやさんと伺うはずだったのですが、やまおきさん急遽撮影で来られないということで一人でお邪魔いたしました。
正直ちょっと緊張していたのですが、睦月先生の柔らかな話術ですっかりくつろいで楽しませていただいてしまって……。
いやあ、良い話いっぱい聞いた!!!
まずは睦月堂で珈琲をいただき、なんと書斎(広くてきれい!)も拝見させていただいて、そのあと美味しいお料理とお酒をご馳走になりながら、官能と作家の心得をみっしりと伺ってしまいました。ぜ、贅沢……なんて贅沢な。
本当だったら官能講座として授業料をお支払いしなければいけないようなお話を、どんどん聞いてしまいましたぜ。ずうずうしくてすみません……本当に勉強になったです。
伺った話は勿体無くてあんまり書きたくないけど(笑)、そのなかでも特に身に沁みたのが「本が一冊できている頃には、次の一本が書きあがっていなければだめだ」というお話。
「仕事が来てから書く」なんてぇおこがましいことをしていてはダメなのだと。
プロット読んでもらってから~なんて言ってないで、ムダになってもいいから一冊ぶん書きなさいと。
一本書きあげたら必ず誰かが読んでくれるから、とにかく書きなさい。そのあといくらでも直せば良いんだから。ということでした。
これは目からウロコだった!
そ、そうか、仕事がないから書けない~、なんて言っていてはダメなのか!!!
(もちろん私はド新人なので、次の仕事なんかないのです、笑)
睦月先生はたぶん、いま、日本一小説を書いてらっしゃる作家さんだと思います。
なんと去年は一年で30冊以上のご著書を出版されたそうです(!!)。
本当に書くことがお好きなのだなあ。
とにかく私は、一行でもいいから毎日、毎日書かなければいけないと思いました。
まだ生活が作家でないので、つい、ふつーに仕事して、ふつーに家事して、一日を終えてしまうんですよね。
これではいかん。
まず気持ちから作家、物書きにならなくてはいけないなあとしみじみ実感いたしました。
睦月先生、ほんとうにどうもありがとうございました。
で、睦月先生とお別れして、まだちょっと時間が早くてぎりぎり間に合いそうだったので、一度お断りした会合に急遽参加させていただくべく湘南新宿ラインで渋谷へ(早い!30分とかで着いちゃう!)。
これが凄い話で、一昨日、ツイッターで無双舎さんの新刊「報道と隠蔽 」のオススメを呟きましたらばなんとその日のうちにご著者の今井照容さんからリプライとダイレクトメールをいただいて、「明日、松村さん(無双舎の社長)と飲むので一緒に来ませんか」とお誘いをいただいたという。
ツイッターすげー!
インターネットこえーーー!!!
残念ながら先約がありまして、と一度はお断りしたのですが、前述の通り終電までちょっとでも合流できそうだったので、お邪魔させていただいてしまいました。
こういうご縁を一度逃すと、次はないかもしれないですもんねっ。
私が到着した頃にはみなさん結構な煮え具合でいらしたようですが(笑)、なんとも熱く、真摯でパッションなお話を伺わせていただきました。
私にはちょっと分からないような難しいお話も多かったのですが、とっても楽しかった。
もちろん、官能のお話もいたしました。
なんと恐れ多くも「花鳥籠」を読んでいただいたらしく、「ある道の熟練」ならではのご意見やアドバイス、物語としてのポイントなどこれまた贅沢に伺うことができました。
あとはねー、たぶん、書いちゃいけないのかもしれない!(笑)
裏路地からひっそりと世の常識の転覆を狙うおじさま(失礼)たちのお話は格別に刺激的でございました。
「報道と隠蔽」、原発とマスコミの問題に鋭く切り込んだ一冊のようです。
わたしもじっくり読んで勉強します。みなさまも、ぜひ。
http://musosha.hondana.jp/book/b88795.html
そんなわけでなんだか凄く刺激的に始まった6月です。
とにかく毎日、毎日書くぞ!!!
私はほんとうに「作家」に、なりたい。
頑張ります。
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