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CabaretM1

官能小説家、深志美由紀ブログ

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果てないレース

電車に乗っている。


今日も例のエキストラのバイトが入ったので二時間ほど掛けて現地へ向かう途中です。遠いです。
こんな朝早く電車に乗るのはコミケ以外ないよ……しかも寒い。がくぶる。


そんな訳で武蔵野線に一時間くらい乗るので、その間にブログでも更新してやんよ!というわけです。

なんの話にしやうかしら。
ちょうど撮影で可愛い女優さんを見る予定なので、女性の美しさについて考えてみやうかしら。



ところで私はぶっちゃけ不美人です。
見ていて不愉快!というほど不細工にはならないようなるべく気を付けてはいますが、まあ、正直素材は残念な部類だと言わざるを得ません。
…うっ、考えたらへこんできた。


まあこんな私ですが、若い頃は人並みに、誰よりも美しくなりたい!と思ったりもしました。


「女の子」はさー、戦いなのよ。
美しく可愛くあるよう常に戦い続けていないといけない。
じゃないと負けるのだ!何にって、世間と自分にだよ!


まあそんなわけで人よりもきれいになりたい、なれるんじゃないかと調子づいてた頃もあったんだけど(笑うなかれ若い女は一時期誰でもそう思っているものなのだ。いるでしょ、勘違いすんなブスってタイプの子が)、ある時を堺に「あ、これは無理だわ」と匙を投げることができたのさ。

それはなんでか、と具体的に言うと水商売を始めて阿呆みたいにきれいな女の子をいっぱい見たから。
水商売はシビアです。容姿については特に、スタッフにも客にも歴然と対応の差を付けられるのだ!成績にも出るし。嫌がおうにも自分のレベルを自覚しようってもんですよ。
だってなー、もう、可愛い子は可愛いんだよ!モデルとか三流アイドル(三流でもめちゃくちゃ可愛いぞ)なんかがゴロゴロいるんだもの。どうしようもない、努力ではなんともならん素材の差ってやつを実感したね私ゃ。


でもそのお陰で自分を客観的に見れるようになったし、ブスでも化粧と努力次第でそれなりの見た目になれることと、話が上手ければお客さんに気に入って貰うことができることを知ったのだ。



あとねー。
実は何より感じたのは、「若くてきれい」って使い捨てなんだなってこと。
しかもそれを持っている子は腐るほどいるから、その中で一番に輝くのは本当に難しい。
きれいで可愛い女の子が次々入れ替わり立ち替わりしていくのを見て、ああ、この勝負は辛い。と思ったのが、本音。


だから私は、一番可愛い女の子になることを諦めた。自分の素材をできる限り活かして身綺麗にするのは大事だけど、そのことで競争するのは御免だ。
それよりも違う何かで私は勝負しなければ!

だってやっぱり、一番にはなりたいの。
容姿以外の何かで、たくさんの人に愛されたらいーじゃん。


とまあそんなわけで私は小説なんかを書いているわけなんですが、でも、できたら誰よりもきれいになりたいのが本音だけどねっ!




↓小説を置いたりしている本館でございます、よかったら!


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