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CabaretM1

官能小説家、深志美由紀ブログ

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嫁入り前

さてブログでも書こうかなというわけで、ネタを探して昔のネット日記を漁っていたら2002年6月の日記にこう書いてありました。





駄目男が好きなの

実力もないのに傲慢な男が好き。
分かっていても何度でも同じような男にはまる。思わせぶりではったり屋で才能も能力もないくせに自信過剰な甘ったれ。
これはもう業とでも呼ぶべき性?なんでですかね。頭では分かってるんだよなぁ。おかしいねぇ







えーー!www

今もまったく同じである。

しかも年々男のダメ度があがっているじゃないか。


ざっと約10年も変わらないのか。これはもう一生変わらないなー。

びっくりした。



まあそんなわけで昔の日記を読んでるんですが、これがもう、熱い。熱いんですよ。

ネットで日記を付け始めたのが2002年の6月からで、当時は携帯サイトを使ってたんですけども。

やー、まだ「ブログ」なんてのはない頃でねー。

私もまだ若かったし、ネットの怖さも知らないから、極端なこと書いてたなー。

何人かの人と壮絶な喧嘩もしました……自己主張激しすぎなんだよ……(ちなみに相手は全て男である)


とにかく当時の私は、どうやら男を憎んでいたんである。

そしてまだ独身で、田舎に住んでおり、保守的な両親と結婚制度について憤っていたようだ。

今は随分身軽になったんだなあ、としみじみ思います。

結婚はしたけども。

あと社会が変わったのかなあ。当時はまだまだ不景気がきわまっていなかったので、結婚して女が働くことがこんなに当たり前じゃなかったもんね。


「生理中の中出し神話」、「嫁入り前の娘」、「貞淑」、「親のあい」「夫婦の仕事」などなど、タイトルを見ただけでおなかいっぱいなエントリがずらっと並んでいて大変に気の毒になってくるわけですが、あれ、でも結構今も暑苦しいか。おんなじか!成長がない!笑。




それにしても当時は実家が本当に息苦しかった。早く家を出たいというその一心で付き合う男付き合う男みんなと結婚の約束をしていました(迷惑)。

今は親元を離れているので随分と具合よく付き合えるようになったし、自分も大人になったし、両親のありがたみが多少は理解できるようになったかな、と思います。


しかし当時お母さんが心底心配していたように、私は本の山を持って嫁に行き、バンドもやめず物書きもやめず、バツもいっこついちゃったりなんかして、定職につかぬ男と二度目の結婚なんかをした挙句に官能小説家になろうとしているわけでありますが。



ごめんね、おかーさん。

あたしは幸せです。







↓小説を置いたりしている本館でございます、よかったら!


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