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CabaretM1

官能小説家、深志美由紀ブログ

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ネガポジ。

最近いっこ気がついたことがあるんですよね。



わたし、とても物忘れが激しい。


というか気まぐれなのか?


まあ誰でもそうだと思いますが、気分が上がったり下がったりするじゃない。




でね、こう、インターネット上には下がったことはなるべく書かないようにしてるんです。

まあ単純に、読み物として面白くないからなんだけど。

暗いことを上手に書ける人はそれが最高のエンタメになったりするんだけど、私そっちはあんまり上手じゃないので。


悲しいことももちろん書くんだけど、一度寝かせて消化して、客観的に見れるようになってから書くことが多いかな。



そしたらねー


落ち込んだことは、すぐに忘れるの。



なんか、たぶんだけど、

書き留めてしまうと、記憶に強く残ってしまうみたい。


切なかったり、哀しかったり、そういうこと感情を昔は書き留めて悦に浸っていたりもしたんだけれども、それっていつまでも覚えてるんですよね。

(ハタチそこそこの時はネガ系女流ネット詩人を目指していたのだ、痛たたたたた)


でも最近は、結構覚えてない。


ぐずぐず泣いて、一晩たったらケロっと忘れてることが多い。




逆にうれしいことなんかは書き留めとくことにしてるんですが、そうするとアラ不思議、自分がとってもポジティブで明るい人間になれたみたいです。


で、やっぱりそれは覚えてるんだなあ。



多分「言葉に書き留める」ということは凄くパワーがあることなんだと思います。



いつでもポジティブでいる必要はまったくないし、ネガティブな感情こそが自分を成長させてくれる糧だったりすると思うんですが、落ちたときにソレを即効で垂れ流してしまうのはもしかしたらやめたほうがいいのかもしれません。

ぶっちゃけ文章のプロならそれを手の平で玩んで自分のものにすることができるのですが、そうじゃなかったら、引き摺られてしまうことのほうが多分多いのではないかと思います。



ただし、怒ったことは書いておいたほうがいいです。

怒りは溜め込んではいけない。


哀しみや切なさは、書いたらそのときは気持ちいいし

というか自分を哀れむのは基本的に気持ちのいいことなので、それ、書いて読み返すと快感のループにハマっちゃうんですよね。


でもあんまりそれっていいことではない(自覚して楽しめるならべつだけど)。



だから、あんまり、自分をかわいがるようなことはインターネットに書かないほうがいいのではないか、と思ったりする昨今なのです。



私は悲しいことはあんまり覚えていたくないから書かない!



そして人にも話さない。


自分の感情なんか所詮自分の脳内にだけあるものなんですもの。

はんすうしなければ、そのうちわすれてしまうのだ。





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