かみさまのいるばしょ
そう言えば昨日の流れから宗教についてもうちょっと。
日本は無宗教の国と言われていますが、実際は多宗教だよなあと思います。
神社と寺が同列に、まるで違和感なく存在していて、その違いもわからずにどちらの神様も拝んでしまう日本人。
そもそもの土着の宗教観がやおよろずの神々、神様一杯いるよねーって感じなので、どこから来た宗教でもなんとなーく受け入れて今までの神様と一緒に拝んでしまうのでしょう、きっと。
妖怪も鬼も神様、さらに山やら川やらトイレやモノにまで神様が宿ってしまうのだからすごいです。
してみると、なんだか自分の意識の及ばない、自分の存在より上位に位置するすべてのものを、きっと神様と表現しているのかしら?
私もどちらかというと、無宗教というよりは多宗教、すべての宗教に存在する意味があるのだろうと思っているほうなので、神様を信じていない、とかそういうことではないんだな。
でも、その神様を逆手に取ってお金を集める、人(力)を集める「新興宗教」については、人間の勝手に作ったものだなと感じているのです。
スピリチュアル的なことだってちょう信じてるモンねー。
神社仏閣は大事にするものだと思うし。
でも、ぜんぜん霊感とかないのでなんか見たり感じたりそういうことはなんにもないんですけれども。
現在ある古典的な宗教の根本というのはきっと、無秩序な世界に法律を作り人に道徳を説く、そのためのものだったのだと思います。
人がすこやかであるためのものだから、その人がすこやかでいられるなら、どの宗教を信じたっていいのだわ。
今こんな時期だから、新しい宗教が雨後の筍のように現れてくると思います。
どうしても何かに縋りたくなったら何を信じてもいいけれど、それがほんとうに自分を救ってくれるか、自分がほんとうに楽になれるか、よくよくお考えになって、いろいろ比較して(大事な買い物とおんなじよ)決めてみてくださいませ。
あなたの神様はあなたの中にいるのです。
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