残穢
先日、仕事が溜まっているのに実家で地元の宴会が行われることが決まっており、家にいると混ざらねばならぬことになるので(というか家にいるのに主催の娘が酒宴に顔を出さないとか体裁が悪い)外でお仕事しておりまして、夜、無事になんとか書き上がり提出しましたので、レイトショーでその前日から気になっていた小野不由美さん原作の映画「残穢」を見てきました。
やーーー、面白かった!!!!
久々に凄く好きなタイプの映画で、最高!!!!ってなりました。
しかも、結構空いてる映画館で、さらに一人で観ていたからゾクゾクきましたね。
ネタバレはしたくないので内容は伏せますが、謎を解いてゆく過程が現実的で、厭なことがまた現実におこりうる範囲のことばかりで、「自分に降り掛かって来る恐怖」を感じることのできる映画でございました。
私は霊感がないし幽霊とか見たことないから、あんまりあからさまに霊現象とか起こるとちょっと覚めて見てしまう部分があるんですよね。「こわい!でも私には関係ないし」ってなっちゃう。
ので、こういう、「自分に降り掛かってくる可能性」を残してくれる怪談は大好きです。
帰りに速攻で原作を買いました。
そしたら原作と結構設定が違っている部分が多くて、さらに「おお~~~」と感激。
映画というのは、小説を映画にするというのは、やっぱり大変なことで、原作をそのままやればいいってもんじゃない、と私は常々思っているんですよね!
だから私も、映画「花鳥籠」の時には監督さんに「好きに設定を変えて頂いて構いません」と言いました。そうしたらうまい具合に「花鳥籠」と続編の「俺の繭子」を混ぜてくださって凄くよかったの。
小説と映像というのはやはりアプローチが違いますから、映像に相応しいテーマの切り取り方、というのがあると思うんです。
どうやら中村義洋監督というのはそれがとてもお上手な方なんですね!
原作、まだ全部は読んでいませんが、「なるほど、確かにこれをこうすると映画のアプローチとして解りやすいな」という部分がいくつかあって感心しました。
でもやっぱり先に原作ファンになってしまったら原作と映画の違いが気になってしまうかもしれないので、まだ原作が未読の方は映画から見ると2倍楽しめて良いかもしれないですね。
いや、原作の恐怖をたっぷり味わってから映画のアプローチを愉しんでもいいのかも。
あと役者さんがみなさんとっってもよかった!!
竹内結子さんの語り口は淡々と気持ちよく、あと何より個人的に気に入ったのは主人公の担当編集の「田村さん」。
い、いるぅ~~~こういう編集さん、いる……!
って、一人で内心ウケてしまいました。あっけらかんとして突拍子もなくて、仕事はできるんだけど……っていう……多分、彼女は霊現象に影響されないんだろうなあ……みたいな。
10数年前、初めて少女小説でついてくださった担当さんが結構こういう感じだったな……とほんのり懐かしくなりました。笑
ともあれとても良い映画でした、静かなホラー映画がお好きなかたにはオススメです。
あー久々に映画のレポとか書いちゃった!
たまには外行かないとね!不可抗力ではありましたが楽しい一日でした。
■今日のミミさま
だらーん。
■妄想ノススメ
現在放送中の「女の秘蜜 妄想ノススメ #28」は韓国スペシャルその3ですよ!
http://www.entermeitele.com/entertainment/mousou_kiwami.html
#28:韓国スペシャル その(3)
女流官能小説家のMC3人が日本を飛び出して体当たりロケ!韓国・ソウルをぶらり旅。スペシャル最後は「お悩み相談」!ソウルの有名焼肉店で男性からのちょっとHな悩みに答えます。中折れ問題や言葉攻めの悩みから不倫についてなど様々な悩みをMC3人がお答えします。そして旅行の通訳兼コーディネーターをしてくれたイケメン韓国人男性からのお悩み相談がまさかの事態に!!はたして無事に韓国ロケは終わるのか!?
【2月のオンエアスケジュール】
#28
1(月)14:00-/3(水)16:00-/8(月)14:30-/9(火)25:00-/10(水)16:00-/15(月)14:00-/17(水)16:00-/22(月)14:30-/23(火)25:00-/24(水)16:00-/29(月)14:00-
■電子書籍
Kロマンスの電子書籍発売中です。
Kindle版
http://www.amazon.co.jp/dp/B014F4DIYQ/
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http://www.amazon.co.jp/dp/B017U1VIJ8/
■ダメでもスキ
スポーツニッポンさまにて毎週水曜日「ダメでもスキ」連載中です。
再録はこちら。
http://cabaretm1.blog.2nt.com/blog-category-5.html
やーーー、面白かった!!!!
久々に凄く好きなタイプの映画で、最高!!!!ってなりました。
しかも、結構空いてる映画館で、さらに一人で観ていたからゾクゾクきましたね。
ネタバレはしたくないので内容は伏せますが、謎を解いてゆく過程が現実的で、厭なことがまた現実におこりうる範囲のことばかりで、「自分に降り掛かって来る恐怖」を感じることのできる映画でございました。
私は霊感がないし幽霊とか見たことないから、あんまりあからさまに霊現象とか起こるとちょっと覚めて見てしまう部分があるんですよね。「こわい!でも私には関係ないし」ってなっちゃう。
ので、こういう、「自分に降り掛かってくる可能性」を残してくれる怪談は大好きです。
帰りに速攻で原作を買いました。
そしたら原作と結構設定が違っている部分が多くて、さらに「おお~~~」と感激。
映画というのは、小説を映画にするというのは、やっぱり大変なことで、原作をそのままやればいいってもんじゃない、と私は常々思っているんですよね!
だから私も、映画「花鳥籠」の時には監督さんに「好きに設定を変えて頂いて構いません」と言いました。そうしたらうまい具合に「花鳥籠」と続編の「俺の繭子」を混ぜてくださって凄くよかったの。
小説と映像というのはやはりアプローチが違いますから、映像に相応しいテーマの切り取り方、というのがあると思うんです。
どうやら中村義洋監督というのはそれがとてもお上手な方なんですね!
原作、まだ全部は読んでいませんが、「なるほど、確かにこれをこうすると映画のアプローチとして解りやすいな」という部分がいくつかあって感心しました。
でもやっぱり先に原作ファンになってしまったら原作と映画の違いが気になってしまうかもしれないので、まだ原作が未読の方は映画から見ると2倍楽しめて良いかもしれないですね。
いや、原作の恐怖をたっぷり味わってから映画のアプローチを愉しんでもいいのかも。
あと役者さんがみなさんとっってもよかった!!
竹内結子さんの語り口は淡々と気持ちよく、あと何より個人的に気に入ったのは主人公の担当編集の「田村さん」。
い、いるぅ~~~こういう編集さん、いる……!
って、一人で内心ウケてしまいました。あっけらかんとして突拍子もなくて、仕事はできるんだけど……っていう……多分、彼女は霊現象に影響されないんだろうなあ……みたいな。
10数年前、初めて少女小説でついてくださった担当さんが結構こういう感じだったな……とほんのり懐かしくなりました。笑
ともあれとても良い映画でした、静かなホラー映画がお好きなかたにはオススメです。
あー久々に映画のレポとか書いちゃった!
たまには外行かないとね!不可抗力ではありましたが楽しい一日でした。
■今日のミミさま
だらーん。
■妄想ノススメ
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#28:韓国スペシャル その(3)
女流官能小説家のMC3人が日本を飛び出して体当たりロケ!韓国・ソウルをぶらり旅。スペシャル最後は「お悩み相談」!ソウルの有名焼肉店で男性からのちょっとHな悩みに答えます。中折れ問題や言葉攻めの悩みから不倫についてなど様々な悩みをMC3人がお答えします。そして旅行の通訳兼コーディネーターをしてくれたイケメン韓国人男性からのお悩み相談がまさかの事態に!!はたして無事に韓国ロケは終わるのか!?
【2月のオンエアスケジュール】
#28
1(月)14:00-/3(水)16:00-/8(月)14:30-/9(火)25:00-/10(水)16:00-/15(月)14:00-/17(水)16:00-/22(月)14:30-/23(火)25:00-/24(水)16:00-/29(月)14:00-
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