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CabaretM1

官能小説家、深志美由紀ブログ

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ダメでもスキ8

さて、大晦日ですね!

みなさま、今年も本当にお世話になりました。

今年最後のダメスキ再録は、一年の締めくくりにふさわしく最低のシモネタになりました……。

みんなも恥垢はキレイに洗おうネ!よいお年を!!
(ちなみに、女の汚れは気にしても自らの汚れは気にしない。それがダメ男)





「ダメでもスキ8」

ダメ男には独特の可愛げと色気があるが、それ以外にも、付き合って良かったと思うことがある。それはセックスが自己中心的ということだ。
自己中なセックスなんか最低じゃん!と思うなかれ。彼らの自己中さは普通ではない。
二十歳の私がフェラチオで男をイカせられるようになったのは、とある自己中男に散々仕込まれたせいである。口だけで男性をフィニッシュに導くには正直体力と技術が要る。女にとっては面倒極まりない作業だ。こちらに嫌われることも厭わずに自分だけの快感を追い求める気概がなくては教え込めない。
実際私は彼のことが大嫌いになって別れたが、数年してからその時教え込まれた技に感謝することになった。惚れた男を落とすのに役立ち、さらに悦ばれるのである。
三十代になって若さだけで勝負できなくなった今では素直に、あの時あの自己中と付き合ってて良かったなあ、と思っている。
ちなみに彼に教えられたことはもうひとつあって、女の子はクリトリスの包皮に恥垢が溜まるので清潔にしなさい、ということだった。きっと、多くの男性が思っても気を使って言えないことを言ってくれたと思う。最低だけど。




※ダメでもスキは毎週水曜日、スポーツニッポンアダルト面にて連載中です。よろしくお願いします。

| ダメでもスキ | 13:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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