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CabaretM1

官能小説家、深志美由紀ブログ

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生理痛は神無月を凍らす気温

今日はお友達のお芝居を観に行くのだけど、仕事終わってまだちょっと時間があるから今のうちに更新。



今日は子供の話。




私、二回も結婚しているわりに子供はまだいないのですが、子供が欲しい、と思うことは結構ある。


しかももの凄いエゴでとても感心できた話ではないのだけれども、好きな人ができたらその人の子供が欲しくなるのです。

これのナニがエゴかっていうと、それは、片思いのままいっぱつはめて子供だけ欲しい、と思ってしまうところだ。


これは女の業なのかなんなのか。

好きな人の遺伝子が欲しい、というのはもうメスとしての本能なんじゃないかと思う。

(というとこれデリケートな問題なので、いろいろなご事情で不愉快になられる方もおいででしょうが、あくまで個人的感情論なのでお許しいただきたい。そうでない人を否定するものではありません)


極端なことを言うと、むしろ想いが通じたら子供なんかいらないの。

だって好きな人と二人きりでいちゃいちゃしてるほうがたのしいじゃん。

それよりも、誰かをどうしようもなく好きになってしまって、決して実らない恋に落ちてしまったとき(これは不倫なんて俗物的な意味ではございませんのよ。実る=結婚という単純な問題じゃないからね。魂のステージが違うってことよ)なんかに、強く思う。

わたしのことなんか一晩で忘れてしまっていいから、その人の遺伝子が欲しいと。


わたしのからだとあのひとのからだを混ぜてしまいたい。

あのひとの血を受け継ぐいのちを、この世に産み落としてしまいたい。

それができる女という性はなんて傲慢で、横暴で、素晴らしいんだろうと思います。



ってさあ、でもこれ、男の人にはすんごい怖い考えだよね、きっと。

解ってるから今のところ実行はしていない(笑)。

子供は親の私物ではないし、母親だけが親ではもちろんない。解ってる、解ってる、そんなことは全てひっくるめてちゃーんと理解してるけど、それでも欲しい、と渇くものはしかたがない。



もちろん、責任取ってよなんて言わないよ。捨てられてもまったく恨まない、それほど好きな人ならば。むしろ本人にも知られずにひっそりと育みたい、その人への愛を。

おー、どうだ、怖かろう(笑)。


でも両思いになっちゃったらやっぱり欲がでちゃうから、一人で産むって話ではなくなっちゃうよねー。というわけで、未だに子供はいないのですが。



まあ、ぶっちゃけ男なんてアテになんないからさー。

いまんとこ、一人で育てられる算段がなかったら産めないなあっていうのが現実問題なんだけどね。

もしかしたら一生産まないかもしれないけど。


そういう「女の業」みたいなものが結構好きで、忌みつつも、いとおしいなあと思うわけなのでした。

女でよかったっていうのはこういうときだよね。






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