2ntブログ

CabaretM1

官能小説家、深志美由紀ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

狩りうさぎ

本館のアダルトコンテンツ更新しましたー。



「狩りうさぎ」



2004年に書いたものです。


また輪姦。


でもなんかよくよく考えたら、輪姦ってていねいに描写するの難しいなあ。

イメージとしてはいやらしいし映像としては迫力があるけど、実際にできることって限られてるもんね。

リアルだったら男性的には決して楽しいことではない気がします(笑)。



ところで表現に関する規制の問題がまたひっそりと湧き上がっているそうですね。

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/176/yousi/yo1760145.htm


いや……ほんと、女性の末席に座るものとして言ってることは概ね大賛成なのですが、(五)だけは勘弁してくれよう。

※(五)女性に対する強かんや性暴力を描くビデオゲームやマンガの販売を禁止すること。

マンガやビデオゲームで強姦シーンを楽しんでいるキモオタ男性のみなさんはね、現実の女性を強姦したりはしないです……

「女性を強姦する男性がレイプ漫画を読む」のと「レイプ漫画を読む男性が女性を強姦する」はイコールではない

確かにそういう人は好き好んでそういうモノを集めてるのかもしれないけど、元々の欲望があるからこそそこに引き寄せられるわけで。

っていうか売春防止法(よりさらに突っ込んだ女性擁護ということだけども)とこれが絡んでるのがそもそも解せないというか、まだ児童ポルノ禁止のほうが理に適ってるよ。



むしろ「強姦をなくしたい」のなら「売春」は必要悪じゃないかと思うんですけど。

男性の性欲をなくすことはできないわけで、どうしてもセックスしたくてできない人が取る道と言ったら「風俗」か「強姦」の二択じゃん(デートレイプやパートナー、友人間など身近な女性へのグレイな強姦も含む)。そら、我慢してオナニーしてなさいよっていうのが一番イイわけなんだけど、だとしたら「オカズ」を規制したらいけないじゃないかあ。オナニーのオカズくらい好きにさせてやれよ!ただでさえ不遇なんだから!

二重、三重に矛盾してますよ。というか三重苦というか。

もちろん言わんとすることは理想ではあるかもしれないけど、そんなガッチガチになんでもかんでもいけませんっていうのはどうかと思う。

そりゃーみんながいつでも男女お互いに求め合う健全なセックスをできれば一番いいよ!もちろんだよ!

でもそうじゃないから、風俗いったりオナニーしたりするわけで。

健全なセックスを望みたくても望めない男性は自由に性欲を解消してはいけないということか。お気の毒に……。


あ、もしかしてそれとも「余計な性欲は捨てなさい」ってことなのかな?w

だとしたらある意味現代の日本は着々とその通りになっているのかもしれないねー。

性欲のない世界なんかつっまんねーけどな!



とはいえ、まあ、「強姦漫画読みたいんだよ!(書きたいんだよ!)」って胸を張って言えることでもないのは承知しておりますが。

確かにすり合わせが非常に難しい問題では、あると思う。


喫煙表現がきちがいのように規制される世の中ですもの、性暴力表現くらいあっさり規制されちゃうのかもしれません。


できれば私は、いかなる表現にも法的な規制をかけるべきではないと、思っているのですけどね。

(みだりに未成年の目につかないようにとか、いろいろな「買い手、読み手の制限」はあってもいいと思うけど)


世の中なんでも外見上おキレイに抑圧したらね、

それでも決して消滅できない「汚いモノ」が押し込められてどこかに溢れ出るんだよ。
どんなに目を背けたとしてもなくならない。「汚いモノ」を持ってるのが人間だもん。




↓小説を置いたりしている本館でございます、よかったら!


| ブログ | 08:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://cabaretm1.blog.2nt.com/tb.php/41-ceb2a58a

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT