瀬井隆さんにお会いしました。
瀬井さんも日記に書いてくだすっていますが 、先週、上京された官能作家の瀬井隆さんにお会いしました。
もともと、上京の折りにはお茶でもしたいね~と話していたところに、団鬼六先生のお墓参りがしたいというので一日お時間をいただいて、ご案内役を買って出たのです。
どこかで「あの女酒さえ飲ましときゃご機嫌だよ」といううわさを聞いたとか聞かないとか……新宿で待ち合わせをして、昼間からがっつり飲めるお店にご案内していただきました。
初対面とは思えぬ気楽さで楽しくお酒を飲みながら、ごくごく真面目に、官能小説についてをはじめ今後の新しい官能ビジネスについて、女性向けの官能を広めていこうねとか、そういう面白いお話をさせていただきました。
瀬井さんとは第一回団鬼六賞の最終選考に残ったものどうし、このアメーバブログを通じて知り合ったんですよね。
何冊も御本を出してらっしゃる大先輩にも関わらず、ド素人のわたくしにとても気さくに接してくださいました。
その後ツイッターなんかでも交流させていただいて、いろいろ読ませていただいたりした結果、瀬井さんに対する印象と言えば正直言うと「このひとものすごく女性が好きなんだろうなぁ……」。(笑)
(と思った理由は、氏のブログやツイッターなんかをご覧になっていただければきっと理解していただけるはずだ!w 特に美少女やアイドルに対する描写とかほんと愛に溢れています……)
印象に違えず、お会いした瞬間からほんとうにお優しく、サービス精神も旺盛、こまごまとしたところによく気がついて、また人をじつによく褒めてくださるお方でございました。
(だからあの、瀬井さんの日記でたいへん私を褒めてくださっていますが、みなさん真に受けないように。
あらゆる女性のよいところを見つけるのがとてもお上手なかたなのです。)
で、どうしてこんなことを書いているかと言うと、決して瀬井さんを女たらしと貶めたいわけではなく(笑)、
その、瀬井さんの「女性好き」なお気持ちが、作品にすごくよく現れているなあと思ったからなの!
前々から、私は瀬井さんの官能小説って女性の快楽というものを追求していてとても女性向けだなあ~と思っていたのですが、今回ご出版された悦の森文庫の「悦楽園」はその集大成と言えるのではないでしょうか?
女性の本能からの快楽を解き放つというお話で、少しでもMっ気のある女性なら大満足で楽しめる一冊だと思います。
男性の自我やエゴをちょっと置いておいて、女性をよく立てて笑顔にさせることに熱心な、そういう氏ご自身の性格がその作風に表れているのだなあ~と、お会いして心底感心したのでありました。
ふつう、男性と言うのは自分が自分がという生き物ですからね。
これはとても貴重なことだと思いました。
って、こんなことを書いたら怒られるかもしれないけど。
その日はあいにくの大雨で、結局団先生のお墓参りには行けず、時間の許す限り杯を空けさせていただきました。
瀬井さん、そのうちぜひ東京に出てきてくださいね~。
その折には美女を沢山紹介しますよ。
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