螺旋回廊
さてたまにはえすえむっぽいことも書いてみる。
みなさん「螺旋回廊」というゲームをご存知でしょうか。PC用の18禁サウンドノベルで、ほとんどがバッドエンドというその展開から欝ゲーと名高い陵辱ゲームです。
「螺旋回廊1」
http://www.ruf-soft.net/products/rasen/rasen01.html
「螺旋回廊2」
http://www.ruf-soft.net/products/rasen/rasen02.html
まあまだ2はやり途中なんですけれどもー。
1は何年も前にクリアして、最近復刻版でまた遊んだんですよね!
いやーいい!何度やってもお気に入りです。
「2」はちょっと攻略要素が強くなるのでなかなか進まないのですが。
これ、まあどういう話かと言いますと、今ほどネットの流行していない時代、主人公がアングラサイト「EDEN」に関わったばかりに恋人や友人が次々ナゾの男たちに性奴隷にされていく、というまあミもフタもない不条理な陵辱物語です。
いわゆる「寝取られ系」になるのかなあ?
最後には恋人が見知らぬ男たちの奴隷になるのをただ見ているしかなかったり、恋人か生徒かどちらかを選ばなければいけなかったり、助け出したはいいものの自分がご主人様になったり、自分の頭がおかしくなったりとまあほとんどのエンディングがいわゆる「バッドエンド」とされているのですね。
……らしいのですが。
どうしよう。
私から見たらほとんどがハッピーエンドなんだけど!!!
まあおおむねヒロインが相手は違えど誰かの「奴隷」になるというエンディングばかりなんですが、半分くらいが主人公(プレーヤー)が無理矢理ご主人様として君臨せねばならないような終わりが用意されてるんですよねー。
えー、それふつうにハッピーエンドだよね。
というか私からするとむしろそのアングラサイト「EDEN」のウェブマスターがなにやらかっこいいかんじで、その奴隷になるといったらなんだかハッピーな感じがしちゃうんですけれども。
「2」のウェブマスター役の篠原様なんかもう思わず様づけで呼んじゃうよね。
ふつうにちょう好みだよね。調教されたいよね。主人公とか若干うざいし。むしろ。
これ、おそらくシナリオを書いた人は男性じゃないかと思うのですが、SM=主従 という関係性を物凄く前面に推してきていて、大変に好感がもてます。そうっ、ただの陵辱じゃないんだよっ!主従なんだ!輪姦してても主従なんだよ!マスターあっての貸し出しなんだよねっ!
だから私としてはこの「螺旋回廊」は、実はただの陵辱モノではなく精神的SMに焦点を当てたものなのではないかと思います。
ただ、マゾ的視点でいくとそんなに嫌がって無理矢理ってわけでも諦めでもなくもうちょっと服従の快感ってやつがあるんだけど、まあ、そこを男性が描くとなるとリアルさを出すのは難しいかもなあ。やっぱちょっと都合良くファンタジーになっちゃうかもね……。
……だんだんなにいってんだこいつみたいな感じになってきましたけれども。
いや、実際今昼間から一人で酒を飲んでいるのでちょっと頭が廻らなくなってきたんですけれどもね。
とにかく「螺旋回廊」、すばらしいのでぜひプレイしてみてください。
私も頑張って「2」クリアします。
ところでこの「SM=主従」ってもしかして日本だけの感覚なのかなあ?
ただのプレイとしてのSMではなくて精神的支配をメインに考える、それはちょっと海外の「SM」みたいなのとはもしかすると違うのかもしれません?
そこらへんはわたし詳しくないのですが、もしお詳しい方いらっしゃいましたら、ぜひ教えていただきたいところです。
↓小説を置いたりしています本館でございます。よかったら!
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