花に呼ばれて、彼女は
さて、昨日は悦編集部様主催のイベント「言葉と絵が内包する官能」の中で行われた朗読イベント、「~花に呼ばれて、彼女は~」にお邪魔してまいりました。
朗読された原作は蛭田亜紗子さんが悦誌にて発表された作品です。
朗読したのは私も大好きな役者さんのやまおきあやさんなのですが、や~~、すごくよかったです!
全体の雰囲気から、やまおきさんの一挙手一投足、衣裳やセリフまわしから鼻をすすりあげるタイミングまで(笑)
全てがうま~~く絡み合ってとてもすてきな朗読に仕上がっておりました。
私も自分の展示会でやまおきさんに朗読をお願いしているのですが、さらに楽しみになったし、また彼女の新しい魅力にはっと気付かされるステージでした。
彼女の朗読を聞いていつも思うのは、言葉として口に出された瞬間、文章がまた違った生命を吹き込まれるということです。
蛭田さんの作品は私も既読であったのですが、文章として目で読むのとはまた違った、色鮮やかな物語の世界が目の前にぱぁっとリアルに開けて新しい作品の魅力に気づくことが出来ました。
う~~ん、私もがんばろうっ!!
また、今回は雑誌「悦」と「悦の森文庫」より小説の一節とイラスト(書下ろしを含む)をギャラリーにて展示しているイベントなのですが、若い女性の編集さんがメインで企画実行していらっしゃるということで、「女性に向けた官能」を裏テーマとして掲げていらっしゃるようです。
お恥ずかしながらわたくしの作品も一部展示していただいているのですが、そのものズバリのセックスシーンとはちょっと違った、でもわたしが作中で一番官能を感じながら描いた部分を見事に抜粋されていてなんだか嬉しくなりました。
開催期間は4月1日まで。
とてもエネルギーに溢れた素晴らしい展示会になっておりますので、皆様もぜひお足を運ばれてみては如何でしょうか。
ちなみに、3月30日の第二回団鬼六賞受賞者のトークライブには私もまた観客としてお邪魔させていただきます!
「オメガアルゲア」中野駅より徒歩7分
http://omega-swiez.co.jp/algea-blog/?p=872
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