言葉と絵が内包する官能
今日はイベントのお知らせです~。
「悦」編集部様主催のイベントに私の作品が一部展示されることになりました。
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「言葉と絵が内包する官能~官能小説家×イラストレータ~」
日時:2012年3月20日(火)~4月1日(日)
主催:オメガアルゲア×文芸誌「悦」共催
会場:オメガアルゲア
http://omega-swiez.co.jp/
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官能小説の挿絵や装画といえば、写実的で肉感的、汁のしたたるような女性の絵を連想されます。
しかし近年の官能小説の装丁は必ずしもその限りではなくなってきました。
直接的なイメージではなく、その表情に、その指先に、エロスの深淵を感じられる作品。
その中身もカストリ雑誌やポルノ小説から団鬼六が文学の1ジャンルとして発展・昇華させ、そこから女性が内包する性を描いた物も派性しつつあります。
本展示では、「季刊―悦―」、「悦の森文庫」で使われた装画の一部と新たに描きおこされたイラストを展示し、官能小説と絵の出逢いを展開します。
これまでのイメージを払拭し、官能の新たな可能性を感じてください。
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会期中、2つのイベントを開催いたします。
◆官能小説朗読イベント
出演:やまおきあや
日時:3月23日(金)20時開演
料金:1,500円(1ドリンク)
◆第二回団鬼六賞受賞者トークイベント
出演:うかみ綾乃(大賞受賞)、沢里裕二(優秀作受賞)
日時:3月30日(金)20時開演
料金:1,800円(1ドリンク)
こちらも是非、お誘いあわせのうえ、お越しください。
普段、官能小説に触れることのない方も、この機会に
官能の世界を覗いてみてください。
展示作品(官能作家×イラストレーター)
花房観音×いしいのりえ「花祀り」
藍川 京×いしいのりえ「白い帯」
瀬井 隆×稲村トシゾー「悦楽園」
蛭田亜紗子×魚住幸平「ふるえる口蓋」
岡部えつ×川上ちえこ「アカヘビ」
橘 真児×川上ちえこ「隣のつぼみ」
柚木郁人×妃 耶八「美少女地獄」
睦月影郎×岸並千珠子「二度目の蜜」
睦月影郎×岸並千珠子「淫惑の美少女」
橘 真児×sioux「小悪魔セラピー」
蛭田亜紗子×sioux「花に呼ばれて、彼女は」
霧原一輝×高橋撰功「同窓生の娘」
藍川 京×田宮 彩「黒い館」
深志 美由紀×松原健治「花鳥籠」
松崎詩織×宮川雄一「向日葵の歌」
末廣 圭×渡邉康明「ふたたびの初恋」
(敬称略)
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