2ntブログ

CabaretM1

官能小説家、深志美由紀ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

いたせくさりす、再。

触手はロマン。





というわけでこんにちは、深志です。どうも。



ところで皆さん触手は好きですか。

わたしは大好きです。



先日、すてきダンディな知人とお話しておりましたところ、性の目覚めは幼少のころTVで見た「火星人」だったと聞きました。

思わず「あーねー!」と声が出たよね!



なんだろあの、ぬめっとした触手のアレな感じ。

確かにあの火星人、通称タコ星人のいやらしさと言ったらはんぱない。あんなものをお茶の間に放送するなんて!どういうことなの!


それにしても子供の頃はべつに、その触手をどうするとか、ああするとか、どこに突っ込むとか、そういうことはまったく想像しないわけじゃない?

それでも性的に感じるというのはもうこれ、何か、人間の本能に訴える何かがあるとしか思えません。




で、先日お友達と話していて納得したのが、そもそも日本においての触手の起源というのはタコ星人と言うか、タコだよね。っていう。


触手っていったらやっぱおもてはつやつやでぬめぬめ、裏面はいぼいぼっていうのがデフォだし。

この、つや面といぼ面の落差がまたなおさらエロスを誘うんだと思うわけですよ。

(なんでか、イカではなくてタコである。イカではだめなのだ、なぜか)

北斎がもちろん大元ではあるのだけど、きっと、彼もそれまで見てきた蛸と女体にインスピレーションを受けたはずだから、これは海に囲まれた国ならではの性癖なのかもしれません。



やはりあれかなあ、こう、粘液と肉的な部分なんでしょうかしら?

あと、潮と腐敗の淫靡さというのもあるけど。




でね、触手モノというのは、私、今まで女性のためのオカズだと思っていたんだけど、どうやらこれが違うらしいということを聞いてびっくりした次第であります。

むしろ女で触手でヌケるのは少数派だった!

女の子に聞いても、あれは男性向けだと皆口を揃えて言うのでありますよ。

ええー!そ、そうなんだ……!



だって、女性的目線で、あっちもこっちもたいへん!というかんじで投影して見るものなのかと思ってたの。

そしたらね、男性的目線で、女の子をあんあんゆわしてやんぜっていう視覚的快楽を得るものらしい。

さらに触手と言うのは緊縛的な意味も持っているから、結局、ちょっとM入ってる女性だったらヌけるのかもねっていう結果に落ち着いたのでした。



そ、そうなんだ……そうか……。

まあ私Mだからいいんですけど……。

今まで、女の子がアレコレされて一方的にゆわされるというのは「女目線で傲慢な快感」だと思っていたので、なんだか目からウロコでありました。



うーん、ふくざつだな、官能というものは。




ちなみに私のヰタ・セクスアリス的な性の目覚めは……うーん、なんだったっけ。覚えてないな。

なんか親の持ってた漫画で、川に入ったらパンツの中にヒルが入ったとかそういうのだった気がするけど……小池一夫さん的劇画で……。なんか怖いシーンだったと思うんだけど。



それにしても恐怖とエロスって紙一重だよね。

エイリアンとか、きっとたくさんの人の性を目覚めさせたのだろうなあ。

しみじみ。




↓本館





| ブログ | 10:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://cabaretm1.blog.2nt.com/tb.php/108-268db2d5

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT